●7/30（火）社内研修会ベテラン組　～「質」を理解する～　講師：西St渡辺さん

●18日（日）つどい場けあ・わーく　タコ焼き＆かき氷パーティー

さてここで問題です。テキ屋のオッサンは（オイラが名づけでは無いョ）何を作ってるでしょうか？

答え　焼きそばでした。

●22日（木）社内研修会「身体拘束の排除の取り組み」1回目19:00~19:30ホスト西St　講師：山田さん

●23日（金）社内研修会「身体拘束の排除の取り組み」2回目18:30~19:00ホスト西St　講師：山田さん

●その他日本ホームヘルパー協会　No556　令和6年8月号

●ケリー君のワンポイント講座

「高齢者に多い疾患の基礎知識」

第28回目「中皮腫の豆知識」

悪性中皮腫は、胸壁などの内側や肺の表面をおおう膜（胸膜）、おなかの内側の腹腔(ふくくう)をおおう膜（腹膜）などをつくっている中皮細胞から発生する悪性腫瘍です。発生する場所によって、悪性(あくせい)胸膜(きょうまく)中皮腫(ちゅうひしゅ)、悪性(あくせい)腹膜(ふくまく)中皮腫(ちゅうひしゅ)、悪性(あくせい)心膜(しんまく)中皮腫(ちゅうひしゅ)、悪性(あくせい)精巣(せいそう)鞘膜(しょうまく)中皮腫(ちゅうひしゅ)に分けられます。今回は「悪性胸膜中皮腫」「悪性腹膜中皮腫」を紹介します。

・悪性胸膜中皮腫　胸壁などの内側や肺の表面をおおう膜（胸膜）を作っている中皮細胞から発生する腫瘍。アスベスト（石綿）を吸い込んだことが発生の原因となっていることが多いです。アスベストを吸い込んだからといって必ず発症するわけではありません。

症状　胸の痛み、咳、大量の胸水による呼吸困難や胸部圧迫感が起こります。また、原因不明の発熱や体重減少が起こることもありますが、いずれの症状も、悪性胸膜中皮腫以外でも出現することから、悪性胸膜中皮腫は早期発見が難しい病気です。中皮腫の約90％を占めてます。診断される人が人口10万人あたり6人未満のがんです。診断される人が少ないがんのことを希少がんといいます。

・悪性腹膜中皮腫　おなかの内側（腹腔）を包む膜（腹膜）の表面をおおう中皮細胞から発生する腫瘍です。同じように腹膜から発生する腹膜がんとは別の疾患です。

悪性腹膜中皮腫は腫瘍細胞の組織型診断によって、上皮型、肉腫型、二相型に分類されます。

症状　悪性腹膜中皮腫は、多くの場合、早期では無症状です。進行すると、腹水が溜まることによる腹部膨満感（おなかが張る感じ）、腹痛、腰痛、食欲低下、排便の異常、腹部のしこりなどが起こります。中皮腫の約10％を占めてます。

中皮腫はどの臓器に発症しても非常に治りにくい難しい病気の一つです。治療法としては、手術、放射線療法、化学療法、対症療法があります。これら治療の選択は病変が原発の部分に限られているのか、全身のどこまで広がっているかなどを総合的に判断して決定しています。そのような中、化学療法と放射線治療を行なうことで5年無再発生存率が75％に達することが報告されています。

”ケリー君のひとり言”

暑さが続く中、皆様お疲れ様です。外出介助が多い訪問介護にとって体調管理が一層重要となってます。水分補給と休憩を取り安全第一を心掛けてください。また、現在勢力の強い大型台風が通過してます。当社では利用者様の安全を優先に考えBCP（事業継続計画）を実施中です。事務所の指示に従って行動してください。