この7月をもちまして、弊社は設立17周年を迎えました。この17年間、決して順風満帆と言う訳ではございませんでしたが、在宅介護を行う会社の経営者として、本当に色々な経験を積ませて頂き、独りの人間として成長させて頂きました。仕事を通じて、人生を学ばせて頂いたこととは一体何かと言うと、ひと言で言えば「考え方を変えること」だったような気がします。つまり、人間は捉え方によって幸福にもなれるし、不幸にもなれるということでしょうか?
例えばこの17年間で、次に挙げるような教訓が出来ました。
1.不運、不幸は全て試練である。どこまでも向き合え。
2.裏切られたことを嘆く前に、裏切らせてしまった自分を反省しろ。
3.売られた喧嘩は買うな。もっと大切な時間の使い道が有る。
4.自分の噂話や批判に腹を立てるな。それだけ話題に上る人間になったのだと胸を張れ。
5.過ちや裏切りを許せ。その心が自分の器を大きくする。
6.相手に自分のことを分かってもらいたいなら、先ず自分が相手の良き理解者であれ。
7.困って居る人を見過ごす人間にはなるな。分け与えられる人になれ。
8.例え嫌いな相手でも、他人の不幸を喜ぶ人間にはなるな。人としての器が縮まる。
以上、私なりの仕事人として、幸福に生きていく為の教訓です。言葉で言うのは簡単ですが、実践できるには、それ相応の経験を積まなければ、私には至れない境地でした。これらの教訓は、私が現役社長をしている間にどれだけ増やせるのか。まだまだ成長過程に在る私のテーマであります。
写真について
今春より、私が指導している中学校剣道部の引退する3年生だけを自宅に招いて、手料理を振舞いました。お店っぽくホワイトボードにメニューを書きました。「美味しい?」となかなか聞けない私は、ひたすら全てのメニューが無くなるまで作り続けましたが、実際に選手たちが「美味しい!」と思ってくれたかどうかは定かではありません(笑)。