最近、仕事で起こった様々な出来事を思い起こすことが多くなりました。今までは、過去を振り返る作業は殆ど行ったことの無い私が、何故最近になって振り返ることが多くなったのか?ふと考えてみました。
経営者としての心理状態の変化であることは、言うまでもありませんが、その変化とは何なのか。
それは、ゴールの在り方を意識し始めていることにあるのではないかと思うのです。スキーのジャンプや体操を思い起こしてみてください。いくら飛距離を伸ばしてもどれだけ難易度の高い技に成功してもフィニッシュが決まらなければ、それまでの全てがほぼ台無しになってしまいます。自分が現役で仕事ができる期間は、恐らく今まで仕事をしてきた時間よりも短いものになるでしょう。全てを整理整頓してバトンを次に譲らなくてはなりません。一番良いフィニッシュの迎え方はいつ、どのような形が望ましいのか。どの様なフィニッシュにするのかを考えると、自ずとこれまでの自分を振り返り、反省してこれからの時間をどの様に過ごすべきかを見定めるのではないかと思うのです。まだまだ模索中ではありますが。
つまり、自分の競技に没頭していた時代から自分を静観する時代に入ったということだと私は分析して居ます。歳を取ったということででもあるのでしょうか?
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過去最大の幅50センチのまな板に入りきれないサイズのハマチを捌きました。料理の腕前は、まだまだ向上中です!