社長のきまぐれ通信 MatsumoTalk

最近、私は直筆で手紙を書くことが増えました。理由は簡単です。受け取る側の立場として、メールよりもその人の人柄や想いが伝わり易いからです。

今やメールは、我々の日常からは、切っても切り離せないものになりましたが、便利なものほど落とし穴が多いもの。炎上、仲間外れ、誤解などが容易に起こりやすく、注意が必要です。

便利な時代は、我々から思考力や記憶力も奪います。たくさんの人や会社の電話番号を覚えていた記憶力は何処へ行ったことやら。二度と忘れてなるものかと分厚い辞書で調べる手間は、眼に焼き付ける覚悟だったように思います。作家の伊集院 静さんは、未だに携帯電話を所持してないそうです。それどころか、その必要性すら感じないとご自身の著書に書いて居ました。しかも原稿は手書き。本当に頭の良い人には便利なものなど必要ないのかもしれません。

時代の波に飲み込まれないよう、少しひと昔前に戻って面倒なことを面倒と思わずやってみると、便利な時代の有り難さと、現代人が失いかけているものに気付かされますよ。

アンドリュス

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EMENDO と言うフィンランド製のボディウォッシュ用のタオルです。弊社で清掃を担当しているプラマルツ・アンドリスの知人が販売しているそうで、試しに使ってみました。柔らかすぎず、硬すぎず、私には大変心地よくて愛用しています。皆さんもおひとつ如何ですか?