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  • 2020-08-31|
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社内研修会風景(R2年8月)

新型コロナウイルの影響により、尼崎市においても増加傾向にある為、今月の研修会は中止となりました。

今月は、車椅子介助について皆様と共有したいことがあります。

以前事務所付近で、車椅子を押している他事業所のヘルパーさんが段差に注意が行かなかったことから勢い余って利用者様を前方に転倒させてしまった光景を目の当たりにしたことがあります。事故直後でありましたが、前頭部広範囲に擦過傷負っており痛々しい姿でした。ヘルパーさんは、事務所のスタッフが来ると言ってました。利用者様が車椅子に乗りたいと訴えてましたので、そのヘルパーさんと移乗介助しました。

このような場面を経験、目撃したことがありますか?

事故の原因は、言わずと知れた行ける”だろう”が一番の原因と思われます。急いでいたから…これくらいなら大丈夫”だろう”などの過信があったのではと推認されます。せめてシートベルトしていれば防げていたかも知れません。シートベルトが無い車椅子には対策が必要となります。

東ステーションでは、毎年研修会必須項目に「ヒヤリハット」を取り入れてます。その中に、ハインリッヒの法則があり、1件の重大な事故の背景には、29件の軽微な事故と、300件のヒヤリハットが生じると言う経験則があります。事故が起きてからでは遅いです。安全安楽に車椅子介助が出来るよう日々認識が必要です。介護職にとって車椅子介助はつきものです。不安があるスタッフがいればいつでもお声掛けいただければケリー君と行きますので…。

 

以前、居宅鈴木所長より車椅子停止の際のワンポイントアドバイスを学んだことがありますので、ご紹介します。

皆様は、車椅子停止の際、下の写真のようにキャスターが後ろの状態で止めたあとブレーキをかけることがほとんどだと思います。

しかし、車椅子停止の際に一歩後方に下がることでキャスターが前に出ます。

上記を踏まえれば、どのようになるか下の写真で説明します。

・キャスターが後方の場合(前方に力を入れてる状態)

 

・キャスター前にすると(前方に力一杯入れてる状態)

キャスターを前に出して停止することによって不用意な事故を防ぐことが可能となります。移動後にヘルパーが何らかの用事で利用者様と離れることがあると思います。利用者様は、暇を持て余して靴ひもを直そうとしたりします。そのようなことを防ぐことが出来ますので、参考にしていただければ幸いです。

 

最後に新型コロナウイルに関して、本朝時点感染者1万人超えており、死者1300人近くに達してます。先日身体介護で訪問している利用者様が通所している施設の利用者様に陽性反応が確認されました。東ステーションの利用者様が近くで接していたことがあったことからPCR検査されたところ、陰性であったと報告がありました。いつ、どこで感染するかわかりません。体調管理をしっかりとしていれば罹患する可能性は低くなります。コロナ禍の中、熱中症、台風対策などに留意してください。

 

 

”ケリー君のひとり言”

コロナ禍の中、皆様には大変な思いをさせて恐縮です。下半期も後半になりますが、皆様が健康でいられるよう願ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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