社長のきまぐれ通信 MatsumoTalk

公の場所で私は二つの肩書きで呼ばれています。会社の代表者としての「社長」と言う肩書きと、剣道の指導者としての「先生」と言う肩書きです。社長としては、18年。先生としては、まだ日が浅く、六段を取得した3年前から本格的な指導者の道を歩み始めました。

 

元々、私は肩書きの無いありのままの自分の姿こそが、本来の自分であり、その本来の自分を磨く為には、しばしば肩書きが邪魔になると思って居ました。しかしながら、最近では、社長と先生と言う二つの肩書きこそが、私の人生をより実りのあるものにしてくれて、それが無ければ、今の自分の成長は無かったと思うようになりました。

 

世間では、「元々裸一貫だったのだから、いつ肩書きを失っても怖くない」と言い切られる方を潔くて素晴らしいと思う傾向が強いようですが、今の私は真逆。かけがえのない素晴らしい経験をさせてくれたこの二つの肩書きを失うことがとても怖く思えます。失うのが怖いからこそ、今を大切に生きられると思って居ます。

 

以上、裸一貫に戻ることを恐れている情けない私の正直なお話でした。

 

メーター

写真について

愛車のアバルトのメーターが、僅か3年半で45678㌔に到達しました。尼崎と西宮を一緒に走り回ってくれる名車に感謝です。