社長のきまぐれ通信 MatsumoTalk

 

「名選手、名監督にあらず」と言う諺があります。名選手が必ずしも名監督(名指導者)になれる訳ではないと言う意味です。

 

今年度の社内研修の講師を私が担当することになりました。最近では、教材作りに余念がありません。

 

経験無しのゼロの状態から教えていく難しさ。または、ある一定のレベルまでを誰かによって育てられた経験者を指導する難しさ。教える立場、指導する立場の者は、どのレベルに立っている人を相手にしているのか、どんな年齢層を相手にするのかを知ったうえで、どのような指導、教育を施すのかを考えなければなりません。

 

人に教える為には、知識や教養が身に付いていることは当然のこと。それに加えて実戦経験も必要でしょう。ここまでは、諺の中の「名選手」の段階です。問題なのは、それらをどうやって人々に伝え、浸透させていくのか。それに優れた者こそが指導者の真骨頂だと思います。

 

決して甘いものではないことも事実です。私の経験上、伝えたいことやわかってもらいたいことは、実際には半分も伝わっていなかったということが殆どです。

 

それでも諦めずに人に教えること、伝えることを続けるのは、私も「名監督」を目指しているからです。利用者さんやヘルパーさんに現場で怒られてばかりの私には、まだまだ長い道のりですが。

 

 

 

 

写真について

夏場には、首周りに日本手ぬぐいを巻いて仕事をすることが多い私ですが、中でも特に愛用しているのが「chaoras(チャオラス)」の手ぬぐいです。今年はたくさん買っちゃいました!デザインがユニークで肌触りも良く、愛用している一品です。