社長のきまぐれ通信 MatsumoTalk

仏教では、我慢とは煩悩のひとつであるとされており、強い自己意識が起こす「慢心」のことを言うそうです。

現代社会では、我慢という言葉は「忍耐」としての意味合いが濃くなっています。私は45歳を過ぎてから、ビジネスのみならず、人生において我慢の大切さを日々、実感して居ります。

様々な場面で起こり得る我慢のなかでも、相手側の怒り、憤り、不満、恐怖、疑い、憎悪等のマイナスの感情を受け止めながら、こちらの感情は「無」を貫き通すと言う究極の我慢を最近、私は収得したように思います。何故収得しなければならなかったのでしょうか?

それは、仕事では企業のトップとして、プライベートでは中学校剣道部の外部指導者として、少年剣道の指導者として、私は多くの方々をこれから支えて行かなくてはならず、常に正しい判断能力が試される立場に居るからであります。時として、自分の存在を快く思わない人や疑問視している人によって、心を惑わされることの無い様、我慢することで集中力を高め、スタッフたちの人生、少年剣士の将来を真剣に考え、向き合える人間でありたいと心から願っています。

リュック

写真について
長年愛用している「オロビアンコ」のバッグ。今までは、片方の肩に掛けるボディバッグタイプのものを使用してきましたが、今夏より初めてリュックタイプを使用しています。最初は少し恥ずかしかったのですが、両肩に掛けることで姿勢が良くなり、歩きやすくなったと実感しています。